乳がんから肝臓に転移、ステージ4からの生還(SKさん)2017.9

        乳がん、心が変わり治る自信が確信に...   

201792

〈きっかけ〉

2016年7月乳がんステージ4の診断を受けました。発見当初すでに肝臓へ6cmの転移があり

、手術不可能、完治不可能、一生抗がん剤を手放せないと言われました。病院ではあくまで延命治療しか
できないとのことだったので
、他の方法で治すしかないと思い、玄米食を実施。8月にはガンの患者学研究所に出会い、すぐ入会し玄米菜食、自然療法のお手当を開始しました。

その甲斐があり2017年1月には肝臓に転移していた癌はすっかり消え、胸のシコリは当初触診で4cmくらいだったものが、1.5cmくらいまで縮小しました。徹底した玄米菜食を行っていましたが、もっと効果的に結果を出せる食事法はないか模索していた時に、以前見たことがあった岡田先生のホームページを思い出し、入会の申し込みのメールを送りましたが、

4月から開講ということだったので、その頃には胸のシコリも消えているかもしれないと

思い、前期も後期も両方申し込みました。癌を消してからの健康食を学びたかったからです。

結局5月になってもシコリが消えなかったので、後期は途中でお休みして前期だけを受講しました。

 

〈食事・生活〉

癌になる前から食事に対しては意識が低い方ではなかったと思います。

手作りにこだわり、食品添加物、化学調味料は使わず、砂糖の害も知っていたので、家ではメープルシロップしか使わないようにしていました。

子供がまだ2歳だったこともあり、家庭での食事には気を遣っていました。

野菜をたくさん食べるようにして、お味噌汁は必ず毎日出汁をとって作っていました。

ただ、元々甘いものが大好きで妊娠前は美味しいスウィーツ探しが趣味のようになっていて、一度に食べる量も多く、職場復帰した際には、出勤前にコンビニでお菓子を大量に買い込んでオフィスのデスクで食べるのが至上の楽しみになっていました
出産後から寝不足続きで免疫力が低下しているところに甘いものの大量投入が始まり、その頃ちょうど胸に小さなシコリを感じるようになりました。会社の人間ドッグではマンモグラフィーとエコー検査をしていて再検査にならなかったので、そのまま放置し(今から考えると授乳中だったため映らなかったのだと思います。)
毎日コンビニスウィーツを食べ寝不足のまま1年が過ぎ、胸のシコリはすでに2cmくらいに大きくなっていました。
体調は出産前までは風邪も滅多にひかなかったのですが、出産
7か月後くらいからいつも風邪を引いているような状態でインフルエンザにも初めてかかり、明らかに免疫力が低下していることを感じていました。
次の年の人間ドッグではさすがに再検査になりましたが、再検査の結果は全く癌ではないという診断でした。2cmにも大きくなっていたので、これから癌になって行く可能性を医師に確認しましたが、その可能性は一切ないという返答でした。そう断言されたので、すっかり安心してしまいました。
さらにもう1年お菓子をデスクで食べ続ける生活を続け胸のシコリはどんどん大きくなって行きました。ただ、体調の方は子供も2歳になり夜ぐっすり眠るようになり、まとまった睡眠をとれるようになったので風邪もあまり引かなくなり、元通りの丈夫な体に戻っていっていると思っていました。

その矢先に職場復帰後の3度目の人間ドッグで乳がんの診断をされてしまいました。

当初乳がんに関して全く知識がなく、手術すれば治ると思っていましたが、検査を重ねていく毎に結果が悪くなり、手術不可能のステージ4宣告されてしまいました。

ステージ4宣告されてから食事療法の本を読みあさり、何を信じて良いのか暗中模索の日々でした。とりあえずお肉とお菓子をやめて白米から玄米に切り替えましたが、果物、魚は摂った方がよいと書いている本もあり、悩みながら食べていました。

色々調べていくうち、偶然ネットでガンの患者学研究所を知り、説明会に赴きすぐに入会しました。ステージ4宣告の1か月後の出来事でした。

そこからは悩むことなく以下のような食事に切り替えました。

 

朝:ニンジンジュース

昼:玄米味噌汁生野菜海藻類納豆

夜:玄米味噌汁野菜煮しめ漬物

 

基本的に加熱油は摂らない。油はアマニ油で摂取。野菜は無農薬。

調味料は塩、醤油、味噌のみ。(材料製法厳選したもの)

もちろん動物性・砂糖(みりん、はちみつも含むすべての甘味料)・酒・果物は摂らない。

玄米だけではなくてすべて100回以上噛む

玄米菜食を初めてから摂ってはいけないものは一度も口にしていません。白米も一粒も食べていません。

玄米菜食を始めてみるみるうちに身体が軽くなり、どんどん自分が変わっていくのが面白くて、「美味しいお肉を食べたい」「甘いケーキが食べたい」という気持ちは全く起こらなくなりました。また自分は病気もせずにとても健康だと思っていたのが全く間違いだったことにも気が付けました。一日の終わりにはクタクタになり、酷いときは朝起きたときからだるさがあり、そういう状態のどこが健康だったのでしょうか?

食事を変えてからは毎朝4時にパチッと目が覚め、ヨガを1時間してすがすがしい朝を迎えています。思えば口癖だった「疲れた〜」という言葉はすっかり出てこなくなりました。

ただ、玄米菜食は美味しくて元の食事には未練はなかったのですが、食べることへの執着は以前にも増して強くなっていきました。美味しいものが食べたい、またそれでガンを消したいという気持ちから沢山食べ過ぎたりすることが多くなっていきました。

教室に入会するとすぐに2週間、玄米とけんちん汁だけの生活をするのですが、私は1か月後にガンの検診が控えていたので、途中で食事を変えると結果の原因がわからなくなってしまうと思ったので、すぐに始めないことを先生に伝え、先生は理解を示してくださり、とても親身に一緒に考えてくださりとても嬉しく心強く感じました。

検診の結果は数値については正常値キープ、転移ガンはなし、胸のシコリはありでした。

これまでの美味しいもの、ガンに効くかもしれないというものを多量に食べてしまう生活を一旦リセットしたいこともあり、先生に玄米とけんちん汁生活を始めることを伝えました。玄米とけんちん汁生活を始めてみると、とても美味しくて満足できるし、食事を作る時間と食べる時間が少なくなり、お手当の時間も増やせ、本を読む時間も作れるし、生活にゆとりが出てきました。2週間経った頃には食べ物への執着がなくなり、心がとても軽くなっているのを感じました。食材の何かがガンの特効薬になるわけではないという事を身をもって知ることができました。のちに食養講座で勉強する天与の分限とはこの事だったのだな、だから入会してすぐに玄米けんちん汁生活をする必要があるのだなと理解できました。

玄米けんちん汁生活が終了してからは、他の野菜を少し頂くだけで満足でき、感謝の気持ちが生まれ、以前とは違う心で食事を頂けるようになりました。以前は食べるものが変わっただけで、ガツガツと美味しいものを追い求め、ガンになる前の心と少しも変っていなかったのだと思います。

 

〈心〉

ガンになった原因は心の問題が大きいと思います

人にはストレスを感じてしまう考え方のクセがあり、ガンを治すには徹底して自分を見つめなおし、クセを治していかなければいけないと自分と向き合う生活をしていました。

ガンになって食事を変えてから心もとても軽くなり、気持ちもどんどん明るくなっていきました。ただ、これはただの疾病利益なのではないかという不安感もぬぐえませんでした。

今は病気になって皆が優しくしてくれてチヤホヤしてくれるから世界がバラ色に見えているだけなのではないだろうか、元の生活に戻ればまた同じストレスを抱えてしまうのではないだろうかという懸念がありました。

 

ところが、そういう不安が教室に通うにつれてなくなっていったのです。

きっかけのところに書きましたが、教室に入った目的はもっと身体に効果的な食事法を知りたいということだったのですが、教室に通うにつれて自分にとって必要なものはそういうものではないことが分かってきました。

1回目の授業では他の生徒さんのことが気になったり、自分の料理下手なことを恥ずかしく思ったりして、帰宅後少し沈んだ気持ちになりました。以前から人に会うと相手と自分を比較して落ち込んだりすることがあり、ガンになってからはずいぶんよくなってきたと思っていましたが、そういうところは残っているのだなと気が付きました。

ただ、先生が何度もおっしゃってくださる、「咎めているわけではない。人格否定をしているのでもない」という言葉でどんどん気持ちが軽くなっていきました。


恭子注:これは大きな大きな皆さんに伝えたいことなのです。

ガンになる人、病気をしている人、ウツになる人、は、自己否定が強いのです。

この考え方を、自分を否定するのではなく、物事本位で考える、失敗した自分を否定するのではなく、失敗した

事柄を改革していくだけ、の進歩する、前に出る考え方に切り替えていただきたいのです。

(「食べ物を変えると からだも、運命も変わります」河出書房 岡田恭子 参照)


包丁の持ち方など出来るようになるまで何度でも注意してくださる。何度もまな板、食材、お皿とまっすぐ向き合うこと、と言ってくださる。道具を使ったらすぐに洗って拭き上げる。先生のお宅の調理器具はすべて使い込まれているけれど、くたびれていなくピカピカしています。私にはそういう事が本当に大切な必要なことでした。


恭子注:こうした具体的な注意、とがめるのではなく、その方の人格否定をするのではなく、具体的な注意、

を受けて行くことで、自分の考え方を改革していくことができるのです。物事本位で行動する、という実践です。


私がガンになった原因の一つに時間との関わり方があります。仕事でも家事でもすべて「終わらせること」を目的にして今この時を過ごせなくなっていました。何かしていても必ず頭の中で次の段取りをしてしまい、目の前のことに向き合えなくなっていたのです。

当然包丁をもっていても心は次に向かっていて、体は次の進行方向に傾いていたでしょう。

それを恭子先生に何度もまっすぐ向き合うことを教えていただき、だんだんと心も変わっていきました。

この何度も言って下さるという事がとても重要だったと感じます。毎回毎回、何度も何度も繰り返し聞いていることにより自然と脳に働きかけるのだと思います。


恭子注:私たちの長年持っている、性格も含めて、考え方のくせ、というものは、頑固ですので、何度も何度も

毎回毎回、触れることで初めて、少しずつ変わっていきます。


 

また以前は調理器具も見た目がオシャレなものを買っては使い難いなどと不満を持ち、愛着を持てずいつももっと良いものがないかと探していました。

時間がないからと食器洗い機を導入し、大きな鍋などだけを手洗いしていましたが、それでもやはり時間はなくて面倒くさいとストレスを感じていました。

教室で使ったものはすぐに洗って拭き上げて窓際に干すという事を実践するうちに、古くてもピカピカとした教室のお道具に魅力を感じるようになってきました。自然と家でも実践するようになり、今まで愛着を持てなかった調理器具がだんだんと可愛くなっていき、洗いものが面倒くさいと感じなくなってきました。拭き上げてピカピカ光ることに喜びを感じるようになってきたのです。

教室では先生が料理以外の沢山のお話をして下さいます。お話しの内容もいつも心に響くものばかりですが、それによってお料理する時間はいつも少なくなってしまいます。みんな朝ごはんを食べていないので、お腹もペコペコで大急ぎで料理を作ります。この短い時間で大急ぎで作るということも心にとても良く作用しました。とにかく美味しい料理を作るために無心になれるのです。他の生徒さんがどうとか、自分はどうとか、余計な事を考えている暇はないのです。ましてや教室が終わってからの事など考えている余裕はありません。まさに今のこの瞬間に集中できるのです。


恭子注:人と比べない、自分の花の運命を開花させる、ということが、仕合わせなのです。人の花(バラ)ではなく

自分の花(たんぽぽ)の運命を開運させる、ということでもあります。

こうして教室に通うごとに以前はストレスに感じていたことが喜びに変わり、心はどんどん穏やかになっていきました。今振り返ると身体に効果的な食べ方を学びたいと入会した事がとても滑稽に恥ずかしく思います。


恭子注:心が穏やかなこと!

こそが、健康の秘訣です。


心がこんなにも変わりガンは間もなく消えていく確信に満ちています。

先生、本当にありがとうございます!

後期もどうぞよろしくお願いいたします。

 


 恭子から一言

私の伝えたいことは、皆、120点以上に、吸収してくださいました!

必ず、食べ物と考え方を変えれば、からだも、運命も変わります、を具現化してくださった方です。

この事実を、世の中のガンに限らず、病んでいる方々に、伝えたいと切に切に、願っています。

ガンは食べ方と考え方を変えれば、消えるのだ、ということが

常識となる日を願っています。


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乳がん、肝がん